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第四十七回 学生時代は社員の方が神に見えるのです

「そんなにバイトして、ゲームの方は大丈夫なんすか?」

と年下の同級生に言われたりなんかしてましたが、

全然大丈夫じゃありません。

ちょうど、その頃は当り判定と格闘していました。

どうも忙しい事って重なるようで、
ちょうどその頃、知り合いの方に頼まれて、
夜中の土木作業のバイトとか手伝ったりしてました。

ゲームのバグチェックのバイトの方は一日中やっているわけ
じゃなく、午前か午後のバイトだったので、
毎日ではないですが、夜中はコンビニの夜勤か土木作業のバイトを
しておりました。

あれ?学校は?

行ってましたよ・・・・・睡眠時間を削って。

おかげで、月30万近く稼いでいました。

というわけで、上にも書きましたが、
バグチェックのバイトは学校があるので、
基本的には午前か午後のバイトとなってました。

講師は、

「バグチェックのバイトに行って、自分を売り込んで来い」

とか言っておりましたが、

ゲームプログラマーが何を売り込むって言うんだ?

ソースを見せて来いと言うのでしょうか?
(あんなヤバイソースなんて見せれませんよ)
それとも企画を発表して来いとでも言うのでしょうか?
(そんな事をされたら大変迷惑です)
凄いバグを見つけろと?
(バグチェッカーとして売り込んでどうするんだ)

と言った感じだったので、大して用事もないので、
バグチェックが終わると、そそくさと学校に戻っていました。

どうやらデザイナー軍団は、
バイト終了後に自分の作品を売り込んでたみたいですけどね。

某ダメ講師のオタメガだけは、

「バグチェッカーとして雇われたらいいねん」

とか、ほざいていました。

もう少しで机の後ろにあるウルト○マンのDVDが粉々に
割れるところです。

初めて入った開発室は、思ったいたよりも・・・・・汚くて
しかし、ゲーム会社ぽいなと思ってしまいました。

フィギュアが大量に飾ってあったり、
漫画が乱雑に置いてあったり、
服装が適当な人がいたりと、

現在のミナミがいっぱい居ました。

ある意味、ゲーム会社の仕様です。

それでも社員全員が神のように見えてまして、
隣を歩くだけでも緊張していたミナミですが、
黙々とバグチェックをしていました。

たまに居眠りとかしているミナミのようなダメゲームプログラマーは
一人もいませんでしたね。


バグチェックという事もあり、開発も末期に近づいていた為か、
開発室はピリピリした感じが漂ってました。

いまのミナミは、いつだってダラダラです。

そんな中にゲームクリエイター志望の学生が飛び込むわけです。

ずっと緊張しっぱなしですよ。

次回はバグチェック開始の話です。

バグを見つけても鬼の首を取ったりのように喜んではいけません。

むしろ、こっちとしては「仕様です」と言いたいぐらいなのですから。

                              (バグチェック開始!編)

(ミナミのお勧め参考書)

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