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第三十九回 ダメゲームプログラマーのデザインセンスは子供並

「お母さん!ほら見て見て!
 ○とか□とかいっぱいくっつけると、
 サソリになったよ~!」

これがミナミの限界です。

子供騙しですが何か?

簡単に言えば積み木で作ったおもちゃなわけで、
もともと用意されている基本の形を拡大・縮小して、
繋ぎ合わせて作る事しかミナミにはできませんでした。

デザインセンス以前の問題ですね。

使用したのはフリーで使える3Dソフト。
友人はLightWaveを使っていたので、他の友人が「凄い」と
騒いでいましたが、当時のミナミにLightWaveとフリーソフト
の違いなんてわかるわけがありません。

ミナミがそんなのを持っていても宝の持ち腐れ確定です。

2Dの時はWindowsのペインターを使っていたので、
比較的初心者でも使いやすかったのですが、
3Dソフトはたぶんどれも同じなんでしょうね。

無駄な(ミナミが使えない)機能が多すぎる!

拡大・縮小と色変更と基本図形の選択だけで十分です。
わがままを言えば、それに反転があればミナミは無敵です。

そんなほとんどツールを有効に使えないミナミですが、
それでも、

・サソリ(円と楕円)
・鳥  (円と楕円と三角形)
・卵  (もちろん楕円)
・カニ (長方形と円と楕円と三角形)

の敵を4種類も作りました。

言い換えれば、4種類が限界です。

二度と3Dモデルなんか作りません!

あれ?と思った方・・・・・鋭いです。

そうです。実は自機を作っていません。

自機が出す弾(円形と楕円形)は作りましたが、自機本体は
ミナミのデザインパワーでは作る事ができませんでした。

挑戦はしました。

戦車とか戦闘機とか、できるだけ基本のモデルで作る事ができる
のに挑戦はしたのですが、敵が生き物なので・・・・・・

自機が一番浮いてしまうゲームになってしまうのです。

というわけで、自機を作るのは途中で諦めました。
いくらダメゲームプログラマーのミナミでも、ゲームの世界観を
ぶち壊す事は不可能です。

ですが、ダメゲームプログラマーなので、
自機はもちろん常識をぶち壊しました。


そこに良いトラが居たんですよ。

フリーツールの中に。

それをそのまま企業提出&卒業制作用に、
まったく手を加えずに使わせてもらいました。

サンプル&フリーじゃなかったら著作権問題ですね。

おかげで、他の生徒よりもインパクトがある自機でした。

他の3Dオブジェ(障害物など)は、
「板ポリにテクスチャを張る」という必殺技を知ったので、
それを最大限まで活用させていただきました。

板ポリなので、カメラの移動は禁止です。

あと板ポリは当り判定を取るのが楽でした。
ただ問題は、家のマシンじゃ、板ポリに貼り付けたテクスチャ
の余計な部分が透けないので、真っ黒い物体がそびえたって
いたことでしょうか。

グラボのスペック8Mでは、それが限界ですよ。

材料はこれだけです。
コースですが、障害物を板ポリにしたので、
結果的に真っ直ぐのコースしか作れなくなりました。

当時のミナミに物体をカメラの向きに合わせるという
技術・・・・・思考はありません。


知っていたとしても、カーブがあるコースなんて作る気は
ありませんでしたが。

そして、いよいよ材料が揃ったので、
いよいよ本当にゲーム制作のプログラムに入ります。
本来は制作しながら、モデルは増えていくものなのですが、
最初に作った物で最後まで完成させました。

プログラマーに、そんな能力は必要無いと信じてます。


では次回は物体移動のお話を。
つまり自機の移動ですね。
自機が動くと今も昔も最初は嬉しいもんです。

でも・・・・・あれを自機が動くっていうのでしょうか?

                       (自機っていうよりも・・・。編へ)

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