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第三十七回 ダメゲームプログラマーの進路相談二回目

えっと・・・・・競馬ゲームが作りたいなと。

四月も同じ事を言っていましたが、
九月になっても同じ事を言ってました。

マイクロ○フトに入社したいなという事も忘れずに。

入学してからプレイしたゲームが、「ファイナルファンターⅩ」
のみという人間に(しかもPS2は借りていた)、入社したい会社
を訊かれても無理があります。

よって、入社したい会社名は挙げずに、
作りたい(?)ジャンルだけ名前を挙げたのですが、

四月時と同じように怒られました。

素直になるというのは、時と場合が必要のようです。

ここから3Dのゲーム制作が始まるのですが、
これは卒業制作でもあり、企業提出用のゲームでもあります。
したがって、この単位が取れない事は卒業できないのと同時に
ゲーム業界に就職できる確率が、かなり減ってしまう事になります。

というわけで、
「○○に入社して、××のようなゲームを作りたいです」と
就職時に言うためには、希望する会社のゲームによく似たゲームを
作る事が良いらしいのですが、

イマイチ狡いなあと感じるのはミナミだけでしょうか?

よって、ミナミの「競馬ゲームが作りたい」発言は、
いろんな意味でNGらしく、「マ○クロソフト」なんて夢のまた夢
なので、終始怒られっぱなしでした。

普通、講師は生徒の夢を応援するもんじゃないんですか?

そんな感じで、他の生徒よりも長めの面談は、
ミナミの「就職希望会社なし」というのをメモられ、
仕方なしで言った(ちょうどポスターが見えたので)
会社名とゲーム名が講師のノートに書かれる事になりました。

その会社に入社するなんて、当時は本人も思っていませんでしたが。

進路の希望を訊いた後は、家で使っているマシンの確認をされました。
これから本格的に3Dゲームを制作するにあたって、
マシンのスペックは大事らしく、これによっては家で製作する事が
不可能になる可能性があるからです。

「お前、本当にゲームプログラマーか?」

これが、ミナミのマシンのスペックを聞いた時の講師の言葉です。

どうやら描画も出来ない可能性があるらしく、
一般人以下のスペックのマシンである事が、
その時に初めて気が付きました。

描画は、ほとんどできないかもしれない。
確実に処理落ちするだろう。
ソフトが使えないかもしれない。

ダメゲームプログラマーらしいマシンですね。

そんなわけで、買い換える気がないのなら、
学校で出来るだけ制作をしろと言われました。
「授業が無い日でも学校に来てやれ」と。

通常の授業でも8割しか出席日数がない人間に、
それは無理な注文ですね。


それでも、その場は「ハイ」というしかなく、
いちおう頷きましたが、
案の定、ギリギリまで学校には普通通りにしか行きませんでした。

では次回は、3Dゲーム制作の開始です。
最初はどのジャンルにするかを決めなければなりません。

さて、ミナミはどんなゲームにしたのでしょう。

                        (インパクト重視で!編へ)

(ミナミのお勧め参考書)

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