第125回 ダメゲームプログラマーの妥協ポイント
会社に泊まるなんて迷信だと、
思い始めてきた9月上旬。
次の年から、迷信じゃなかった事を知りました。
当時は会社に泊まっている人の姿を、
どこにも見なかったので。
よく考えたら、誰かが泊まっている時は、
自分が帰った後なのでわかりません。
そして、自分が泊まった時に初めて知りました。
徹夜で仕事は死ねるという事に。
次の日は一日中、ゾンビ状態です。
フラフラ・・・・・・・。
機械的な動きと自然な動きの妥協線。
他人に見てもらうのが一番です。
見てもらう時の時期は、
「俺は頑張った、これ以上やるのは面倒だ」
という時に見てもらうのが一番です。
「俺は頑張った、これ以上は無理」
まで作っても、他人からしてみれば、
全然できていない
可能性もあるので、余裕を持って見せましょう。
それに、見てもらったのがダメだったとしても、
最低ラインが低いと、ある程度良くなったら、
相手も妥協してくれます。
最低なのを見せる事で、後から見せるのを
普通よりも良く見せるというかけひきの一つですね。
ちなみにユーザーはそれが初見です。
次回からは、もっと良い物を作らなければなりません。
というか、最初から良いのを作れという話にもなりますが、
時間とプログラムの腕(←これが一番の原因)の都合上、
今作はこれが限界で。
こんな事をしているから、いつまで経っても・・・・・。
まあ、現在はそんなわけなのですが、
当時は誰かに見せるというのは「チーフプログラマーに」でして、
変な妥協が許されるわけもなく、見せた時点で、
見限られる可能性があるので、
黙々と一人でプログラムを組んでました。
見せてアドバイスをもらうのが一番なのかも知れませんが、
臆病者のミナミですので、
見せてガッカリされる方が怖い。
これが一番ダメなパターンなのですが、
社員になる為にも負のイメージはない方が
良いとしか考える事ができませんでした。
結果、ダメな方向に転がっていく事が多いんですが、
微妙にこの時はこれが成功したので、
ダメゲームプログラマーのままだったり。
そうか!負の連鎖はここからか!
さて、当時といえど、妥協点はある程度ないと、
いつまで経っても終わらないもので、
当時の目標としましては、
前の担当者のAIを越える
というの目標にしていました。
こっちは、まだ1年。
向こうは十年以上のベテランで、
しかも、すでに数作もこの部分のプログラムを作っている。
無謀としか言いようがありませんね。
「目標と夢は、大きく持とう」が基本ですが、
その腕で、今すぐに夢を叶えようとするなんて、
厚かましいにも程があります。
むしろ、その目標はいつまで経っても達せられないので
終わりません。
さて・・・・・どうしましょう。
結局、次のプログラムもありますし、
細かい部分は後で修正する事に決めたので、
それっぽい動きになったところで、いったんは妥協しましたが、
プログラムが根本から間違っていたら、
いつまで経っても、その動きには近づかないですね。
それに気付いたのは、その数年後。
すんなり、チーフプログラマーに聞いとけば良かったです。
ホーミングのプログラムを。
というわけで、当時の妥協はこんな感じでした。
次回はプログラムについて。
いろいろと画期的なプログラムだと思っていまして、
しかも、途中までは良い動きをしていたので、
俺!天才!
とか思っていたのですが、上でも書いたように、
数年後にそれが間違いだった事に気付きました。
皆さんも、自分を信じるのは、
ほどほどに。
特にゲームプログラマーはバグも含めて、
自分が敵です。
(画期的なプログラムのはず編)
2008年05月01日 00:05
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