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第六十回 進級試験の結果とミナミの怒り

試験の結果は、試験日より約一週間後に
発表される事になっていました。
各個人で面談をしながら発表される事になるので、
学生全員が知る事になるわけではありません。

さて、その合格発表当日。

大阪の講師陣の中でも一番偉い人に、
試験を受けた物は個室に呼ばれる事になってます。
それまで教室で待機。
そして呼ばれたら、その個室で一人ずつ合否を言われます。
よって、他人の合否はわからないはずなのですが、
他人の合否を知っている人間が教室にいたりします。

もちろん・・・・・講師の一人であるオタメガ。

なぜかニヤニヤしながら話しかけて来ました。

コ、コイツ、俺の合否を知っていて、わざと合格・不合格の
どちらでも受け取れるようにしゃべってやがるな。

相変わらずミナミをむかつかせるのに必死です。

呼ばれる順番はプレゼンでの順番と同じです。
よって、先に友人が呼ばれる事になります。
そして帰ってくると、友人として、
やはり結果を訊かないわけにはいきません。

ミナミ「どうやった?」

友人 「受かってた」

ミナミ「そっか。良かったやん」

不合格と自分で覚悟していても、これはプレッシャーです。

友人が全員受かっていってる中で、
自分だけ落ちるというのは大変に肩身が狭いです。
覚悟はしていましたが、
さすがに「受かっていて欲しい」と願ってしまいました。

そしてついにミナミの番です。
個室に入ると、そこには講師が一人。
そして一番最初に結果が言われました。

講師 「今回は不合格という事で」

ミナミ「はあ~」

さすがにショックは受けましたが、
仕方がないという思いもあったので、
取り乱したりはしません。

しかし、この後に続く言葉にカチンときてしまったのです。

講師「今回の制作を見て、ミナミ君に将来が見えないと
    判断したので、今回は不合格と判断しました」

将来?

実力不足だと判断されるなら納得はいきます。
それは自分でもわかっている事だったし、
覚悟もしていた事だったのですが、

他人の将来を否定するって何様なんだ?

さすがにこの言葉にはカチーンと来ましたよ。

お前は他人の将来を見る事ができるのか?
ミナミの先を判断する事ができるのか?


さすがにその時は何も言いませんでしたが、
講師が続ける言葉に耳を傾けながらイライラしていました。

さらに講師が「バイトとかしていたの?」と尋ねてきたので、
「コンビニの夜勤のバイトをしていました」と答えたら、

「バイトなんかする時間があれば、
 勉強した方が良かったな」

と言われたので、これもカッチーンです。

確かに正論ですが、バイトしないと
学校に来れなかったのも事実なのですから。

最後に「何か質問がある?」と尋ねられたので、
「ないです」と答えてミナミは席を立ちました。

そのまま出て行こうとも考えましたが、
やはり少しムカツイたので、
部屋を出て行く前に一言だけ言う事にしました。

ミナミ「先生。数年後まで俺の顔を覚えといてくださいね。
    絶対に会いに行きますから」


講師は何を行っているんだといった顔しながら
「わかった」と返事をしていましたが、数年後にその言葉が
現実になる事を考えてなかったでしょう。

その時のミナミはこう思っていました。

絶対にいつかコイツに向かって
「あの時の貴方には見る目がなかったようですね」
と言ってやると。

負けず嫌いの怒りって、かなり執念深いですよ。
負けたいくないとか、見返してやるという力は、
そんな人間にとっては普通に人間よりも強いです。

この時、普通に不合格の理由を言われていたら、
もしかすると今の会社にいなかったかもしれません。

パワー不足で、プログラム以外の仕事に
就職をしていた可能性があります。


それを考えると・・・・・・感謝するべきなのでしょうか?

いや!感謝なんかしないぞ!

教室に戻ったミナミは、とりあえず友人に落ちたという報告をし、
前回のように強がってみせ、東京でも頑張れよとか言ってました。

相変わらずオタメガだけが、
「残念だったな(ニヤニヤ)」と人を怒らそうとしていましたが、
まあ、気を紛らせてくれていたのでしょう・・・・・たぶん。

次回からは、怒り狂ったミナミの就職活動が始まります。
とりあえず学校の受け付けに行って、
そこに居る、就職担当の兄ちゃんと話をしてからです。

では僅かな期間でしたが就職活動編スタートです。

                    (どんな会社があるんだろう?編)

(おまけ)

オタメガが言った言葉で一番殴りたいと思った言葉。

オタメガ「お前数学は大阪・東京の中ではトップの成績やったのに、
      なんで落ちたんだ?」

ミナミ  「そんなのゲームプログラミングの実力が
      無かったからに決まってるじゃないですか・・・・。
      知ってて訊いてますよね?

オタメガ「うん!

さすがにこれはオタメガの机に飾ってあった食玩を、
何個か分解させていただきました。

Comments:6

ELGIN 07-07-23 (月) 5:06

毎回楽しみにさせて頂いています。ELGINです。
こう言っては失礼かもしれませんが、こんな学生生活を送っていたというのは、とても羨ましい限りです。

学校の先生や生徒からも、罵倒のような発言はありませんでしたし、特別素晴らしいという意見もありませんでしたから。
ただただ、自分はまだまだだなという感想しかありません。

このように他人と共有できない経験を、知識としてだけでも提供して頂けるものを書いて頂き、ありがとうございます。

これを参考にしつつ、頑張りたいと思います。

フシミ 07-07-23 (月) 21:18

good evening fushimiです。ミーが初めてアメリカ
に着いたときその景色のwonderfulさにexciteしてしまいました。もうルー大柴モード全開です。
しかしそのようなfeelingもつかの間 悪魔のバグが早くも
やってきました。そうです。busの乗り方がわからなかったのです。もうfeeling blueです。そしてミーも知らず知らず
のうちにあのミナミさん必殺の技をつかっていました。
そうです。力技です。どこまでもどこまでもmoneyがつきるまでtaxiをつかうことです。メモリーがどこまでもつか
わかりませんが。

大阪ミナミ 07-07-24 (火) 0:00

>>ELGINさん

毎回読んでもらってありがとうございます。

うちの学校は基本が放任主義だったせいか、
講師等も講師らしく見えなくて、
友人感覚に感じてました。

特によく名前をあげるオタメガは筆頭です。

ですが、あの先生がいてくれたので、
頑張れた気もするんですね。

たぶん・・・・・たぶん・・・・・(笑)

でも、そうやって、いろいろ意見がもらえて、
それは良かったと思っています。

ミナミもまだまだですが、頑張ってください。

大阪ミナミ 07-07-24 (火) 0:07

>>フシミさん

力技は最終兵器で切り札ですが、
何度でも使えて便利です。

しかし、それは力技じゃないっす(笑)

Moneyがつきたら、二度目がないっすよ。

こういう時の力技は・・・・「ひたすら歩く」です。

昔、京都でお金がなくなって、
大阪まで歩いて帰ってきた事がありますよ。

えっと・・・・・軽く12時間ぐらい。

あとバイクを送る金がなかったので、
東京から二人乗りで高速を使わず(その金もない)、
バイクで帰ってきた事がありますよ。

力技です。

フシミ 07-07-25 (水) 20:18

フシミです。やはりゲーム業界に限らず 商売は宣伝ってものすごく大切ですよね。どんないい物でも人に見てもらはなければ買ってもらえませんもんね。ただ広告費はものすごくお金
かかりますよね。日本人一人に一枚チラシ配るだけでも
10億かかってしまいますもんね。じつは僕 全日本ウイルス
選手権において合法の部で入賞したことがあります(笑)
開発は実に5年もかかってしまいました。ぼくの青春を
返してくれというぐらい時間がかかりました。いかに合法
なものをつくるかが 非常にたいへんでした。
タネは手品に似ています。わかればなんだこんなもんかという感じです。将来ミナミさんがマイクOソOトを倒すとき 力になれれば光栄です。

大阪ミナミ 07-07-26 (木) 0:02

>>フシミさん

こんばんわです。
宣伝一つで、全てが変わりますね。
広告費はガツンとかかりますが、
やはり売れるためには多大なお金がかかってもいかないと
いけませんよ。

なんかウイルスと名前がついてるだけで、
合法って気がしませんね(笑)

M○は本気で倒したいので、
ぜひ手伝っていただきたいと思います。

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