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第九回 ゲーム専門学校での数学の授業の受け方

途中で終わっていた前回の続きです。

ミナミが通っていた専門学校には、様々な経歴の方がいました。
京○大学卒業者とか、○阪大学中退者とか、現役高校生とか、
えっ?なんでココにいるの?という人がたくさんいたのです。

そうなると数学という授業には有利不利が発生し、
一年生が終わる頃には成績がバラけていました。

ミナミはそんな状況になる事を予想し、
数学の優先度をプログラムよりも上げました。


なぜかというと、全員この学校にはプログラムを学びに
来ているのです。
もちろんプログラムを、これまでに自分で組んだ人もいるので、
そこでも有利不利は発生すると思いますが、
それでも本格的にゲームを作ったはないと思っていました。
本格的にゲームを作った事があるなら、ここには来ないと
考えていたからです。

なら、そこにはそれほど差がつかないんじゃないか?
という事はミナミがここで頑張って、
ある程度のゲームを作れても、その他にうずもれてしまう。


という事はある程度、全体的に差がハッキリと出る部分に
力を入れよう。名前を売ろう。そうしないと、何かあった時に
この学校の先生達に優遇してもらえない。

そう考えたわけです。

就職はコネだと、よく聞きます。
ですが、そんなコネなんて普通は作れません。
しかし身近なところで作る事はできます。
専門学校は、高校や中学校とは違い、
できなかったら放っておかれます。

そうなるのなら講師と仲良くなって、
顔を売っていた方が何かと便利に働くのです。


媚を売るわけじゃありません。
顔を売るのです。覚えてもらうんですよ。
何かあった時に思い出してもらえるように。

そんなの実力があれば関係ないじゃん!

と思うかもしれません。
確かにそうです。
しかし実力が、どう頑張っても追い着かない時もあるのです。
ミナミのように頑張っても、間に合わない事もあるのです。


ですが、これが最終的に大きな力を持ちます。
そして自分自身が言えるようになります。
あの言葉を・・・・・・

「世の中はコネだね~」と。

というわけで、ミナミはおじいちゃん(数学の講師)に、
覚えてもらう為に、いろいろと画策しました。

その1 最初は頑張って良い点を取る
その2 席はおじいちゃんの前の机の一番奥
その3 授業は真面目に聞く
その4 教室に入るのは一番最後
その5 帰るのも一番最後

これがミナミの画策です。
その1は良い点を取れば嫌でも名前を覚えるだろうという
作戦ですが、数学は授業が進むにつれ、難しくなっていきます。
よって、誰でも点数が取れる最初のうちに、点数を取れるだけ
取っておけという事ですね。

後々、点数が悪くなっても、もうすでにインプットはされてます。

その2は、やはり常に目の届く範囲にいるという事ですね。
しかし、先行で勉強する必要があるので、できるだけ遠い位置に
座るという事が大事です。
そして、その3のように真面目に聞くフリをするわけですよ。

まあ、最後の方は気にしてませんでしたが。

その4と5は、言わなくてもいいですね。
いやらしさ爆発です。

これらをする事で、夏前にはおじいちゃんと仲良くなってました。
講師達の話の中でも、たまにミナミの名前が出ていたらしいです。

計画通りです。

こういう方法は嫌だと思う方もいらっしゃると思います。
しかし、学校の講師の人達をネットワークを作っておくのも、
悪くはないですよ。
人生経験豊富なのでいろいろと面白い話が聞けますし。

ロト6のコツは同じ数字を買い続ける事らしいです。
まったく研究の意味ねえな。

これが数学におけるミナミの作戦です。
しかし、数学自体はしっかり勉強はしておいた方がいいです。

公式を覚える必要はありません。
公式の使い方と公式があるという事だけを覚えていればOKです。
それだけ知っていれば、あとは参考書でも見ながらプログラムを
作っていけばいいのです。

まあ、数学の利用法については、また後ほど。

それでは初めてのプログラミング編へといきましょう。

                             (プログラムの授業開始編へ)

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