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第149回 敵を作らないことを学んだ

 
今年はわりと大人しかったです。

大変になる事はわかっていたので、
なんとかスムーズに開発を進める為にも

余計な事には反論しない

という事を心掛けました。

本当はダメなんですけどね・・・・・いいゲームを作る為には。



修行時代も含めると二年目ですが、
その作品が1作目にあたるわけで、

言ってみれば新入社員1年目と変わらないミナミでした。

契約はアルバイトですよ。もちろん。



なので、わりと自分の事で精一杯で、
今のように周りの分担を減らそうとか、
来年はあっちをもらおうとか、

そんな考えはまったくなく、

とりあえず目の前の物を終わらせるが一番の目的でした。



なので、まわりとの人間関係がうまくいってなかったとしても、
その時は問題なかったんですね。

まあ、周りと絡む部分が少なかったからなのですが。

今もできるならば個人で終わる部分で、
何とかできれば気分的には楽だなと思っているのですが、
やはりそうはいかず、担当する部分が増えれば増える程、
他人との関わりが多くなっていくので、

人間関係は大事になってきます。

特にゲーム開発がスムーズに行くかどうかは、
自身の腕とかよりも、

それの方が大事になってくるんじゃないでしょうか。

わからない部分を聞けたり、融通をきかせてもらったり、
人間関係が悪いと、そんな事はできませんから。



そういうわけで、一人だけ自分の世界に入って
プログラムを組んでいたミナミには、外の世界の事は

ちっとも関係がなく、

仕事が遅いデザイナーさんが、周りからのプレッシャーで

押し潰されそうになっていたり、

プログラムの師匠のチームが、デザイナーとプログラマで、

内部分裂していたとしても、

ミナミには影響がありませんでした。

席も一人だけ孤島でしたしね。



こういう時の新人は楽です。
わりと先輩や上司がなんとかしてくれます。
新人だから気せんでいいと言ってくれます。

自分がその本人でなければですが。

それが年々、周りの事も気にしながら仕事していかなくなり、
そして、その仲裁に入るようになり、

人間関係が面倒になってきます。

仕事関係ないじゃんとか思ってしまいますが、

開発をスムーズに進行させる為にも大事になってくるんです。



自分で精一杯だったミナミは、

「なんとか頑張ります」

というセリフを連発しながら、人間関係の問題から、

なんとか逃げようと必死で、

ひたすら目の前のプログラムを戦ってました。

会社って大変ですね。

まあ、完全に逃れるわけもなく、
新人という事で何にもしらないと思われていた為、

いろんな愚痴を聞かされてはいたのですが。

中立はこれがあるから大変だったりします。



とりあえず、この時期に学んだ事は

「敵は作らないようにしよう」です。

自分の為にチームの為にも。



次回は本当に久しぶりのプログラム&ゲームの話。
とあるメニュー画面を作ったお話です。

操作方法って、けっこう自分は特殊だったりしますよ。

こっちの方が楽なのにと思っても、

みんながみんなそうではないという事ですね。

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